システム監査学会 第18回公開シンポジウム


統一論題「情報社会の脆弱性とリスク対策について」

Vulnerability of Information Society and Risk Controls


  主催: システム監査学会

後援: 
        
         

財団法人 日本情報処理開発協会
NPO法人 日本システム監査人協会
情報システム・コントロール協会 東京支部/名古屋支部/大阪支部
NPO法人 日本セキュリティ監査協会


【開催趣旨】
 
21世紀に入り早5年目を迎えた現在、ITの進歩により、取引の地球規模への拡大や居ながらにして情報収集ができるなど、私達のビジネス環境は格段にレベルアップしつつあります。しかしながら現実には社会が高度化・複雑化するにつれて情報システムの脆弱性というマイナス面が生まれてきているのも事実です。これからの私達のビジネス活動にとっては脆弱性が存在することを予見したうえで、そのリスク対策を講じることが必要不可欠になっています。このような状況から、今回の公開シンポジウムでは「情報社会の脆弱性とリスク対策」を統一テーマに取りあげました。基調講演では「ITリスクと日本版SOX法への対応」について経営者の視点でお話しいただき、発表では、リスク対策の一環として考慮すべき、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の構築と事業継続計画(BCP)の事例や考え方を、また、リスク対策を担保する仕掛けとして確固たる地位を築きあげたシステム監査の最新事例を紹介し、脆弱性に立ち向かう方策を検討してみたいと思います。
 本学会会員ならびにシステム監査、情報セキュリティ等に携わっている関係各方面の方々、ご興味をお持ちの方々の多数のご参加をお待ちいたします。

【プログラム】                                

                                       司会:大会実行委員会  副委員長  山本  孟 
10:00〜10:05  開会挨拶                                   システム監査学会 会長  鳥居 壮行
10:05〜11:05

基調講演 「ITリスクと日本版SOXへの対応」 

 KPMGビジネスアシュアランス(株) 執行役員 マネージングディレクター  榎木 千昭

11:05〜11:50

発表1 「三井住友銀行の情報システム監査への取組み」

(株)三井住友銀行   森田 卓哉

11:50〜13:00  昼 休 み
13:00〜13:45

発表2 「なぜBCPが注目されているのか」

NECソフト(株)  東山 栄一

13:45〜14:30

発表3 「保証型監査事例に基づく今後の保証型監査の展望

      −東京都江戸川区の情報セキュリティ監査事例から−
                                      情報システム監査(株)  中野 節子

14:30〜15:15

発表4 「日本情報通信におけるISMS認証取得の取組み」

日本情報通信(株)  柳本 隆人

15:15〜15:30  休  憩
15:30〜16:55

統一論題パネルディスカッション「情報社会の脆弱性とリスク対策について」

コーディネータ    芳仲  宏  (CRCソリューションズ)

パネリスト           森田 卓哉 (三井住友銀行)

                        東山 栄一  (NECソフト)

                        中野 節子  (情報システム監査)

                        柳本 隆人  (日本情報通信)

16:55〜17:00  閉会挨拶                                      大会実行委員長  櫻井 由美子